Famille Cordier Pouilly Fuisse Terroirs Rares (Maison Christophe Cordier)

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1930年代に創業したコルディエは、マコネ地区を代表する老舗の一つです。現当主クリストフ・コルディエは1995年からドメーヌを率い、マコネの複雑なテロワールを掘り下げるべく、多彩なキュヴェを生み出してきました。その評価は非常に高く、2005年には『ブルゴーニュ・オジュルデュイ』で「ブルゴーニュNo.1のヴィニュロン」に選出されるほど。ラフォンやルフレーヴといった名だたる造り手からも教えを請われる存在であり、彼の緻密な仕事ぶりがどれほどの信頼を集めているかを物語っています。「マコネの名声を新たな段階へと押し上げた人物」と言ってよいでしょう。

この《プイィ・フュイッセ ヴィエイユ・ヴィーニュ》は、その名の通り古樹のブドウを贅沢に使用した一本。500Lの大樽で澱とともに15か月熟成させることで、リッチで粘性のある口当たりが生まれています。グラスに注ぐと熟した白桃や洋ナシの華やかさに、オーク由来のバニラやナッツ、ほのかなトースト香が重なり合い、香りだけでも胸が高鳴る仕上がり。口に含むと果実の凝縮感とクリーミーな質感が広がり、酸とミネラルがバランスよく全体をまとめます。「余韻がこれほどまでに長く続くのか」と、静かに驚かされるはずです。

マコン・フュイッセの延長線にあると表現されることもありますが、実際にはその完成度は一段上。鶏肉のクリーム煮やオマール海老、きのこのリゾットと合わせれば、料理も一層引き立ちます。ブルゴーニュ白の魅力を存分に楽しめる、破格のクオリティを誇る一本です。